菌ちゃんの土づくり
2017年03月11日 土曜日
昨日は、兵庫県の湊川短期大学で保育士を目指す学生に自然環境のことを教えておられる、永井毅(たかし)先生に来ていただきました。午睡中は、職員研修がありました!
まずは、職員が虫が苦手でも子どもの前では女優になって興味を持っているふりをしましょう!と話がありました。大好きな先生が虫を見た時に嫌がったり、興味を示さなかったりすると、子どもは虫に興味を持てません。まずは大人が興味を持つことが大切なんですね。野菜の栽培や、虫との関わりを通して変わっていく子どもたちの話や映像があり、とても楽しく、あっという間の1時間でした。
昼からは、さくら組さんが保育園の畑で菌ちゃんの土づくりをしました。菌ちゃんとは、ヌカと糖蜜とEⅯ菌を組み合わせて作ったボカシのことを言います。
まずは、たかし先生に「菌ちゃんの土づくり」の絵本を読んでもらいました。その中で菌ちゃんは野菜くずや草やはっぱなどを食べて大きくなるということを知った子どもたちは、早速給食室へ野菜くずをもらいに行きました!
さあ、いよいよ土づくりの始まりです!
始めにみんなで野菜くずを細かくちぎっていきます。菌ちゃんが食べやすくするのです。
「キャベツの芯があった!」「ピーマンの種だ!」など子どもたちは興味津々です!普段自分たちが食べているものや、残ったものから土ができるなんてみんなびっくりです!
次に、細かくした野菜くずと菌ちゃん(ボカシ)を混ぜ合わせていきます。
「菌ちゃんてなんか納豆みたいな匂いがする!」子どもたちの感覚は敏感ですね。醗酵しているのでそういった匂いがしたのでしょう。
最後はブルーシートをかぶせてしばらく寝かせておきます。菌ちゃんが野菜くずを食べてしまって土になったら出来上がりです!
さくらさんは、今回の土づくりでより一層食べ物への関心が広がり、畑や野菜への興味も深まったことでしょう。
命のサイクルを体感した子どもたちでした!
4月になったらどんな野菜を育てようかみんな楽しみにしています!!
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